ハ、ハ、ハクション!!
あっ...
くしゃみをした拍子にでちゃった ( ̄▽ ̄;)
いつもブログをみてくださりありがとうございます。
アラフォー女子代表、お一人様のひろみです。
成人女性の4割、40代では3人に1人が経験しているという尿もれ。
まさか自分がおしっこを漏らすとは…と落ち込んだり
尿もれについて友人に相談するのは恥ずかしい…
ましてやパートナーにおしっこ漏らしただなんて知られたくない…
いつ尿もれするか不安で外出ができない…
などと女性たちは頭を悩ませています。
人には聞きづらい尿もれについて、女性に多い尿もれのタイプや
悪化させる習慣など、正しい知識を知ってもらい、自分でできる予防や
セルフケアに役立ててほしいと思います。
下着を汚さず、心もカラダもいきいきと過ごせる日々を手に入れましょう!
排尿のしくみ
尿が出るしくみを知って、どこに問題があるのか?
まずは把握することからはじめましょう。
■ 尿は血液から集められたカラダの老廃物
血液は、全身の細胞に栄養や酸素を届ける代わりに、
細部からは老廃物や二酸化炭素を集めてまわっています。
その血液が集めた老廃物は腎臓でろ過され、
水分と一緒にこし出され、尿になります。
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■尿は膀胱にたまります
尿がたまるまでは、膀胱の筋肉は緩んでいて、
反対に尿道はギュッと閉じられて、
尿が漏れないようになっています。
膀胱に尿がたまると、尿を出すための準備に入ります。
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■尿意を感じます
膀胱いっぱいに尿がたまると、「脳」に情報が伝えられ、
「おしっこをだす」という信号が出されます。
脳から指令を受け、尿意感じ、トイレにいきたいと思うのです。
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■排尿
トイレに行くと、脳からの指示で膀胱が縮んで尿道が緩み、
たまった尿が排出されます。
尿意を受けてもすぐにトイレに行けない場合は、
脳から「まだダメだ」という信号が出されていて、
尿道は閉じてしまうのです。
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■再度尿をためます
排尿後、膀胱の中身がからっぽになると、再び尿をため始めます。
尿を出すことで、体内から不要なものを排出すると同時に、
血圧や必要成分量の調節もおこなっています。
女性の尿もれの原因
尿もれにはいくつかの種類があります。
症状に応じたケアが必要です。
どの症状に当てはまるか?
まずはチェックしてみましょう。
□ 咳、くしゃみ、笑う、走るときに漏れる ⇒ 腹圧性尿失禁
□ トイレまで我慢できずに漏れる ⇒ 切迫性尿失禁
□ 上記2つの症状どちらとも当てはまる ⇒ 混合型尿失禁
□ 尿意がしずらい、おしっこが出にくい ⇒ 溢流性尿失禁
□ 上記のどのタイプにも当てはまらない ⇒ その他
タイプ別症状
■腹圧性尿失禁
女性の尿もれの代表格と言えるのがこのタイプ。
咳、くしゃみをしたとき、笑ったとき、重い荷物を持ったり、
走ったりしたときなど、お腹に力が入ったときに尿が漏れるケースです。
腹圧性尿失禁の9割が出産経験者だとも言われており、
女性の尿もれでは一番多く見られます。
骨盤底筋の力が落ちて、尿道を締める力が弱くなったことが原因です。
■切迫性尿失禁
突然強い尿意に襲われ、トイレに行くまでに我慢ができず
漏らしてしまう症状がこのタイプ。
ドアに手をかけたときに漏れてしまう「ドアノブ尿失禁」
手を水につけたり、水の流れを聞いたときに
急激に尿意を感じる「手洗い尿失禁」などもあります。
「切迫性尿失禁」とあわせて知っておきたいのが「過活動膀胱」。
我慢しがたい尿意、切迫感がある状態で、切迫性尿失禁や
1日に10回以上トイレに行く頻尿をともなうことが多いのが特徴。
膀胱の容量が極端に少なくなり、おしっこが少したまっただけで
尿もれを引き起こしてしまいます。
尿の回数が1日8回以上かつ尿意の切迫感が週1回以上あると、
「過活動膀胱」と言われます。
■混合型尿失禁
「腹圧性尿失禁」と「切迫性尿失禁」の両方の症状があるタイプ。
閉経期の女性によく見られます。
骨盤底筋の緩みに加えて、膀胱や尿道の機能低下が原因です。
■溢流(いつりゅう)性尿失禁
尿を排出できず、膀胱にいっぱいたまってしまった結果、
尿意がなくても、少しずつあふれてくるという症状。
女性の場合の主な原因は、糖尿病による神経障害です。
また手術等で排尿をつかさどる神経に障害が発生して起きることも。
このタイプは女性では少なく、前立腺が肥大しやすい中高年の男性に多く見られます。
⇒ 男性の尿もれにお困りの方はこちら
常に少しずつ尿がもれ出ているため、日常生活に支障を来たします。
尿が正常に出せないことで尿路感染になったり、腎機能障害になったりするので、
放置してはなりません。
■その他
「反射生尿失禁」・・・膀胱に少しおしっこがたまっただけで、
尿意がなくても反射的に漏れてしまう症状。
事故や腫瘍などで、脊髄や脳に障害がでることで見られます。
「機能性尿失禁」・・・骨盤底筋や膀胱に異常はないものの、
手足が不自由だったり、判断がうまくできずに尿もれを起こすケース。
運動機能の障害のほか、痴呆などでトイレの場所が分からなくなり
漏らしてしまう場合などがあります。
「薬の副作用」・・・一部の薬には、尿もれを促進させたり、
おしっこが出にくくなったりといった副作用があります。
薬の服用後に排尿トラブルを感じたら、担当医に確認が必要です。
悪い習慣とは?
正常、健康な排尿は、「トイレへ行きたい」という感覚があって
それからトイレへ行き、膀胱が収縮し、尿道がゆるん起ります。
しかし次のような行為を続けると、尿もれが起こりやすく、
また尿もれを悪化させてしまいます。
- おしっこをする時、おなかに強い力を入れ、腹筋の力でおしっこを絞り出す。
- 尿意を感じないのに、何度もトイレへ行く。
- おしっこを出し終わっても、さらにいきんで尿が残っていないか確認する。
- 便秘気味の人が、毎日トイレでいきむ。
排尿、おしっこをする時は、
骨盤底の力を抜いてスムーズに出すよう心がけましょう。
尿もれの予防法
女性に一番多いと言われる「腹圧性尿失禁」
咳やくしゃみ、笑ったとき、重い荷物を持ったり、
走ったりしたときなど、お腹に力が入った拍子に尿もれがするのは、
膀胱や尿道の機能には問題ありません。
骨盤底筋を鍛えることで予防、改善が見込めます。
日常生活では、尿もれ専用の吸水ケア専用品を使うと、
ニオイが気にならず、下着を濡らさず汚さずいれるので、
ストレスも軽減できます。
骨盤底筋を鍛えても改善が見られないという方は、専門医の受診をおすすめします。
切迫性尿失禁の場合は、まず専門医を受診しましょう。
軽度の場合は、トイレの回数を記した排尿日記をつけて、
おしっこの間隔を少しずつ伸ばす「膀胱トレーニング」がおすすめです。
尿をしっかりとためてからトイレに行く習慣をつけることで、
膀胱が本来ためるべき容量感覚を取り戻し、トイレの回数や尿モレが減っていきます。
溢流(いつりゅう)性尿失禁の場合は専門医への受診が必須!!
医師と十分に相談して治療に専念しましょう。
治癒するまでは吸水ケア専用品を用いて、日常生活を快適に過ごしましょう。
病院を受診する際は
1日の尿の量や回数を記した「排尿日記」をつけておくといいでしょう。
自分のからだのリズムや排尿パターンを知り、
自分の膀胱の容量など排尿の状態が分かるので、
医師が診断する際に役立ちます。
※個人差はありますが、理想的な1日の尿の量は1500ccです。
医師に症状を伝えるのは意外と難しいものです。
自分の症状や気になることを具体的に伝えてこそ、
医師もより良い診断、アドバイスができます。
排尿日記に加え、次のようなことをメモして持参すると
なお効果的な治療ができます。
しっかり医師に伝えるようにしましょう!
- 尿もれがはじまった時期
- どんな時に尿もれを起こすのか
- 漏れるときの様子について
- 尿もれで思っている不安
- 治療を受けてどうなりたいのか
- どんな治療を望んでいるか
まとめ
尿もれについて正しい知識どれくらい持っていたでしょうか?
成人女性の4割、40代は3人に1人が経験したことがある尿もれは
決して恥ずかしいものではなく、身近な悩みのひとつです。
恥ずかしいと隠したり、処置を怠ったりしていると、症状は悪化。
下着を汚したり、ニオイの原因にもなります。
尿もれはみんなが経験するものだ!と受け入れ、
尿もれしたらまずは自覚して、処置や予防、病院を受診するなど
的確な対処を行いましょう。
40代アラフォー女子の毎日が快適なものになることを祈ってます☆
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