むずむず脚で眠れない原因や症状は?治療法ってあるの?

足がむずむずして寝れない・・

寝不足でカラダがだるい・・

 

知らず知らずのうちに足を引っ掻いて・・

おかげで生足は傷だらけ・・

 

熟睡できない日々で、カラダは疲労やストレスがたまり・・

いろんな病気に悩まされている・・

 

 

いつもブログをみてくださりありがとうございます。

アラフォー女子代表、お一人様のひろみです。

 

 

この記事では足のむずむず、「むずむず脚症候群」
「レストレスレッグス症候群」と呼ばれる病気について
ご紹介いたします。

むずむず脚症候群とはどんな病気なのか?
症状や原因、正しい治療法などを知っていただき、
むずむず脚の悩み解消にお役立ていただきたいと思います。

 

 

むずむず脚ってどんな症状!?

むずむず脚症候群の症状には、次の4つの特徴があります。

 

①脚の不快な感覚と、脚を動かしたいという強い欲求
不快な感覚には「ほてる」「虫が這っている」「痛い」「かゆい」など。
表現の仕方はさまざまですが、その感覚は脚の表面ではなく、
奥の方に感じるのが特徴です。
また脚を動かしたい!という強い欲求にかられます。

 

②じっとしているときに症状がでる。または強まる。
寝ようとしたとき、横になっているとき、ゆっくり座っているとき
そんなときに症状がでます。
じっとしていても仕事や趣味に集中しているときは、症状が出にくい
ことが分かっています。

 

③脚を動かすと症状が軽減または消える。
脚をさすったり、たたいたり、こすり合わせたり、足踏みすることで
症状が軽減、消え去ります。
ひどい時は、歩き回ることで症状が軽くなることもあります。

 

④夕方から夜にかけて症状がでる。または強くなる。
夕方から夜にかけて症状がでたり、強まります。特に寝るときに
症状が出やすいため、寝不足の原因になります。
病気が進行すると、昼間にも症状がでることもあります。

 

 

このような4つの特徴の症状に思い当たるなら、
「むずむず脚症候群」「レストレスレッグス症候群」
という病気かもしれません。

 

むずむず脚症候群は、脚の不快な感覚だけでなく、
なかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」など
不眠に悩む方が多くいらっしゃいます。

不眠による日中の眠気や疲労感、あるいは集中力低下などで、
日常生活に大きな支障をきたすことにもつながっています。

 

 

日本人における有病率は2~5%と言われています。
つまり20~50人に1人程度がむずむず脚症候群です。

女性の方が男性よりも1.5倍程度多く、また40歳代以上の中高年で
急激に増加。年齢が高くなるほど増加していく傾向があります。

小児や児童でも、むずむず脚症候群になることがあり、
学校の授業に集中できないなど日常生活に影響が出る場合もあります。

 

 

脚の症状以外の問題とは!?

むずむず脚には、脚の不快な感覚や、脚を動かしたい強い欲求あるため、
なかなか寝つけなかったり、寝てもすぐ目が覚めてしまい、深い睡眠が
とれず、睡眠の質を悪化させます。

不眠はそれ自体が苦痛なだけでなく、日中の眠気や疲労感、集中力の
低下などにつながり、日常生活にさまざまな支障をきたします。

また不眠や日中の活動低下が続いてしまうと、精神的にも悪影響が及び、
不安になったり、抑うつ的になることもまれではありません。

そのために、周囲の人から怠けていると誤解されてしまうこともあり、
さらに辛い思いをしてしまいます。
生活の質を保つことからも、不眠は考慮すべき大きな問題です。

 

また、むずむず脚症候群の方は、交感神経の活動が活発なため、
血圧が高くなったり、脈拍が増える傾向があります。
そのために、心臓や脳血管に関係する病気を発症するリスク
約2倍に高まると言われています。

 

このように、「むずむず脚症候群」は、脚の症状だけではなく、
不眠や日常生活の上での支障、大きな病気にも関係してくるため、
早めの治療が大切なのです。

 

 

むずむず脚の原因はなに!?

「むずむず脚症候群」は原因が特定されていない、
特発性(一次性)と、他の病気や薬が原因で起こる二次性があります。

 

一次性の原因は未だはっきり解明されていませんが、
遺伝的なもの、鉄不足、体内での鉄代謝の異常、ドーパミン神経系障害が
原因だと考えられています。

 

二次性は、鉄欠乏性貧血や慢性腎不全、パーキンソン病などの病気や、
抗精神病薬などの薬によって症状を引き起こすことがあります。

※二次性レストレスレッグス症候群は、慢性腎不全(とくに)透析中、
パーキンソン病などの他の病気や妊娠、また向精神薬などの
薬剤服用が原因で起こるむずむず脚症候群のことです。

 

 

むずむず脚を調べるには!?

何科を受診したらいい?

「むずむず脚症候群」「レストレスレッグス症候群」は、
睡眠と深く関係しています。

そのため、主に睡眠障害を専門に治療している睡眠専門医
精神科・神経内科を受診するといいでしょう。

 

どんな検査があるの?

通常は問診をもとに診断されます。

他の病気との鑑別診断では血液検査を実施。
鉄欠乏の状態(一部の患者さんでは鉄欠乏が原因で発症)や
腎障害、尿毒症などの有無を調べます。

また補助検査として、一泊入院して受ける「終夜睡眠ポリグラフ検査」
家庭環境で実施可能な「アクチグラフ検査」などがあって、
睡眠の深さや持続時間、周期性四肢運動の有無などを調べることがあります。

 

◆終夜睡眠ポリグラフ検査
睡眠中の脳波、眼球や筋肉の動きなどを調べます。
むずむず脚症候群の患者さんの約7~8割の人に、
睡眠中に足首やひざの関節が無意識に動く、
周期性四肢運動がみられると言われています。
この検査では、睡眠時の周期性四肢運動の程度、
睡眠の質や量を総合的に確かめるため、一泊での検査となります。

 

◆アクチグラフ検査
手首または足首に腕時計様のバンドを装着して、
四肢の活動量を調べます。
手軽なので家庭環境で長時間測定でき、
睡眠時と覚醒時の両方の周期性四肢運動を測定できます。

 

 

 

むずむず脚の治療や予防

「むずむず脚症候群」は不眠を伴うことが多いので、
睡眠の量や質を損なわない心がけが必要です。
また症状を悪化させないためにも、コーヒーなど
カフェインを含む飲み物やアルコール、タバコは控えましょう。

ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を取り入れるなど、
何かに夢中になることで症状が軽減する場合もあるので、
熱中できる趣味を見つけることもよいでしょう。

また就寝前に温かいお風呂や、冷たいシャワーを浴びること、
予防対策のマッサージが効果的であることも言われています。

 

 

次のような生活習慣の見直し工夫で、症状が改善することがあります。
ぜひ取り入れてみましょう!

  • カフェインを含む飲料やアルコール、タバコは症状を悪化させ、
    睡眠にも悪影響を及ぼします。
    とくに夕方以降は、これらを避けるようにしましょう。
  • 適度な運動(ウォーキングやストレッチなど)を心がけましょう。
  • 健康的でバランスの取れた食事で、体調を常に良好に保ちましょう。
    とくに鉄分不足には注意しましょう。
  • 就寝前に短時間歩く、温かいお風呂に入ったり冷たいシャワーを浴びる
    (どちらがいいのかは、人によって違うこともあります)、
    筋肉のマッサージも効果的です。
  • 座っている時には、会話やゲームなどの趣味等、自分なりに
    集中、熱中できることを見つけ、症状から注意をそらす工夫をしましょう。

 

 

対策マッサージ
足のむずむずケア専用クリームなどを併用して、
毎日マッサージすることが効果的とされています。
継続的に行うことが大事ですので、焦らずじっくり行いましょう。

①足の裏の真ん中から土踏まずをマッサージする。
②くるぶしに下から足首をマッサージする。
③足首から膝裏までマッサージする。
④膝裏と膝上の真ん中から外側までマッサージする。

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生活習慣などを見直しても、あまり症状が改善しない場合は、
薬を服用します。
既に服用している薬があっても症状が改善しにくい場合は、
薬の種類を変えたり、追加することで改善されます。
医師や薬剤師への相談を試みましょう。

 

むずむず脚症候群の治療は、通常長期にわたります。
症状が改善したからといって、勝手に服薬をやめないようにしましょう。
急にやめると、症状が悪化したりすることもあります。

大切なのは、医師の指示通り、正しく服薬すること。
そして、体調の変化や不調など、細かなことでも医師や
薬剤師に伝えることが大切です。

 

 

むずむず脚を治療しないとどうなるの!?

むずむず脚症候群は、軽症の場合には日常生活の見直し工夫などで
一時的に症状が軽くなることもありますが、治療しないで放置すると、
多くの場合再発。悪化したりします。
なるべく早めに受診して、適切な治療を受けることが大切です。

他の病気や服用している薬が原因で起こってしまう、
「二次性むずむず脚症候群」では、原因となっている病気
(貧血や腎不全、パーキンソン病など)を治療することで、
症状が軽くなる場合があります。

 

 

まとめ

足がむずむずして眠れない・・
そんな悩みを抱えている人は、寝不足などで
日常生活に支障をきたし、本当に困っています。

しかし、足がむずむずするくらいで・・と放置し、
むずむず脚症候群という病気ということすら、
知らない人も多いのです。

放置、治療しないと悪化するばかりです。
まずは病院を受診したり、症状が軽い場合は、
日常生活の見直しやマッサージなどを取り入れてみてください。

いずれにしても症状を軽減、根治には長期間を要します。
早めに対処して、むずむず脚を解消しましょう!

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