便秘改善の注意点!やってはいけない危険な対処法とは?

踏ん張っても、踏ん張っても、

何日も出てくれない・・

お腹が張って辛すぎます・・

 

ついには吐き気まで・・

なんで出てくれないの??

私のお腹、どうなっちゃったの??

 

 

いつもブログをみてくださりありがとうございます。

アラフォー女子代表、お一人様のひろみです。

 

 

便秘って、出るものが出ないだけに、気分が悪いものですよね。
出ない日が何日も続くと、辛さに加え、頭の中は便のことばかり。
お腹も頭の中もいっぱいいっぱいで、早くスッキリしたくて
便秘解消に奮闘するかと思います。

便秘を治したくて頑張ってるのに、ちっとも効果がでてくれないのは悲しすぎます。
ましてや便秘改善のためにやってる行いが、間違っているとしたら?
もう泣きたくなりますよね…

この記事では、そんな便秘改善を試みる際の注意点をご紹介していきます。
それもやってはいけない便秘対処法についてです。
間違った便秘改善にならないよう、ぜひ参考にしてください。

 

便秘で悩んでいる人について

いまや、日本国民の4人に1人が便秘に悩んでいると言われています。

便秘で悩んでいる人は、女性が多いと思われがちですが、
加齢とともに悩む人は増えており、とくに60代以上では
男女ともに一気に急増しています。

医学会では、この現象が深刻な問題だとし、
便秘治療のガイドラインをつくることに!!

 

 

2017年10月3日 日本初!!
便秘治療のためのガイドライン「慢性便秘症」の
診療ガイドラインが設けられました!!

 

 

それくらい便秘って深刻な病気なのです・・・

 

 

 

 

このガイドラインには、
治療法・改善法の効果を改めて検証し、
安全で確実な対策がまとめられています。

 

 

そして、そのなかに、ある注目すべき事実が・・・

 

 

便秘の人が陥りがちな、落とし穴・・

 

便秘対策の落とし穴・・

 

 

この落とし穴に陥ると、

難治性便秘になることがあるそうなのです!!

 

 

難治性便秘とは、名のとおり

便秘が治りにくい・・・ ( ̄▽ ̄;)

 

 

便秘に悩み、対処しているのに・・

便秘を治そうと必死なのに・・

頑張ってるのに・・

 

 

落とし穴に入ってしまうと、

便秘がさらに悪化・・

便秘をさらに進行させてしまうというのです ( ̄▽ ̄;)

 

 

便秘で悩んでいるアナタ・・

落とし穴に入ってませんか!?

 

 

便秘改善の落とし穴

辛い便秘を解消したくて、色んな改善策に励んでいると思います。

 

ウォーキング、マッサージ、食物繊維、発酵食品、オリゴ糖、
ヨーグルト、便秘薬、朝水を飲む…などなど。

 

私たちが行っている、このような便秘対策が、
じつは便秘を悪化させているとしたら??

 

もう悲しすぎますね (>_<)

 

 

便秘を治りにくくしてしまう

そんな便秘改善の危険な落とし穴・・

 

 

その危険な落とし穴に陥ると、
大腸が異様なカタチに変形してしまうことが、
最新の研究で明らかになりました!!

 

 

大腸の異様なカタチとは!?

異様に太くなる

大腸がコの字型ではなく、窮屈に折れ曲がり固まっている

 

 

大腸がこのカタチになってしまうと、

何日間も便がでません。

便がでてくれません。

ひどい便秘…

難治性便秘になってしまうのです!!

 

 

落とし穴の原因

ここからは実際に、「便秘改善の落とし穴」に陥ってしまった方の
お話をご紹介いたします。

 

(仮名:大竹律子さん63歳 神奈川県在住)
まさか自分が落とし穴にはまっているとは気づかず、
あんな事態を招くとは思っていませんでした・・・

 

 

当時60歳のころまでは、1日1回お通じがありました。

なのに退職して生活リズムが変わったせいか、2日間お通じがこない・・・

2日間に1回が、3日間に1回。4日間に1回に。

 

便秘で悩むようになってから、周りの友人に便秘について話を聞いてみると、
毎日お通じが出るように、便秘対策に頑張っていることを知りました。
それで、自分もたっぷりの野菜を摂取するなど、様々な便秘対策を取り入れてみました。
努力をしてみたんです。

 

その結果…
たまに効を感じることもありましたが、お腹に便が残っている感覚が常にありました。
何度もトイレで踏ん張ってみましたが、少しだけコロコロとした便がでるだけでした。

 

 

なぜなのか??
さほど効果があがりませんでした・・

 

だけど、色んな便秘対策を試して、
トイレで踏ん張っていました・・

 

 

そして半年が過ぎ・・・

 

 

5日間ほとんど便が出ていない律子さんに、
新たな症状が出てしまいます。

 

腸に溜まったガスが、口元に逆流するような感覚に襲われ、
吐き気を催してしまったのです・・・

 

これまで経験したことがないカラダの不調に、
言い知れぬ不安を感じ、薬局に行きました。

 

 

病院ではなく、薬局…
病院なんて恥ずかしくてとてもいけない・・・

薬もできるなら飲みたくないと避けてきたそうです…
しかし、背に腹は代えられない…

 

そこで、売れ筋NO1とあった便秘薬を購入し、
帰宅して早速飲んでみることにしました!

 

 

すると・・・

 

翌朝、効果てきめん (*’▽’)
それも便秘になってから、初めての爽快感!!

 

 

やっぱり薬ってすごいわ!
これでもう大丈夫ね♪

 

これで便秘が治ると思いました。
でも次の日はまたお通じがこなかったのです。
苦しを飲んだら便通はあるけど、飲まないとこない。
毎日飲めば、1日1回きちんと排便できると、そう思いました。

 

それで毎日、夕食後、便秘薬を飲むことに・・
すると期待通り、翌朝にはきちんとお通じが来た!

 

 

薬を続けることで、今日も快便だ♪
便秘薬さえあればもう大丈夫!と思っていたそうです。

 

 

薬を毎日服用する
この便秘対策こそ、悲劇をもたらす落とし穴の始まりだったのです。

 

 

 

1年後…

新たな便秘が発症してしまいます!!
薬を服用しても翌朝お通じがこないのです。

 

 

カラダが薬に慣れ、効果が弱くなってきた?
そう感じて、1回に飲む薬の量を、用量以上に増やすことに。

 

すると、出るには出るが…
また時が経つにつれ、薬の効果は悪くなる一方…

 

そしてまた、薬の量がどんどん増えていきました。

 

 

1回2錠を、1回6錠に。
なんと用量の3倍を摂取するまでに。

 

それを朝・昼・夜、1日3回も摂取。
1日に18錠もの薬を摂取するように。

 

 

これでも、それで便が出てるうちはよかったそうです。

ついには、薬の効果がほとんど感じられないほどまでに、
便秘はますますひどくなってしまいました。

 

 

その時の心情は、
何ででないの?私のお腹どうなっちゃったんだろう・・
これだけ薬を飲んでもお通じがないのはおかしい・・・
でも病院に行けばお尻を見せなければいけないし、
ましてや変な病気が見つかるかもしれない・・・
そんな恐怖もあって、病院にいく決心がなかなかつかなかった・・・

 

そして気づけば、
1日中便秘のことばかり考えていて、それがストレスになり、
ついに、彼女に決定的な出来事が襲い掛かってしまうのです!!

 

 

急に倒れてしまい、救急車で搬送・・
意識を失った原因は200を超える異常な高血圧でした。
便秘の対する不安がストレスとなって、血圧を急上昇させたそうです。

 

 

 

救急車で搬送されたとき、なんと10日間もお通じがでていませんでした。

大量の薬を毎日飲んでも、10日間もお通じがなかったのです。

倒れたことがきっかけで、やっと便秘の専門病院へ。

 

 

落とし穴の結末

薬を毎日服用する
この誤った便秘対策が引き起こした、悲劇の結末は・・・

 

 

溜まりに溜まった大量の便が、大腸の管を押し広げ、
そしてその便の重さに耐えきれず、カタチが歪んでしまった・・・

 

病名:弛緩性便秘

お通じは、腸管神経が大腸を収縮させ、便が肛門へ運ばれて起こります。
この腸管神経が働くおかげで、お通じがあります。

しかし何らかの原因で、腸管神経が働かなくなると、
筋肉がゆるみ収縮ができなくなり、便を肛門へ運べなくなる。
これが弛緩性便秘です。

 

この便秘は、次のサイクルに陥ります。

便が溜まる
⇒腸の管が膨らむ
⇒便の重さに耐えられず、腸が垂れ下がり歪む。
⇒便がでなくなる。
⇒また便が溜まる。

 

便秘改善のために行っていた薬なのに、間違った使い方によって
便秘悪化という悲劇、結末を迎えたのです。

 

 

便秘改善の危険な対処法まとめ

 

便秘薬の間違った使い方!

これが便秘改善の落とし穴です。

 

使っていた薬は、腸管神経に直接働きかけることで、
腸の収縮を起こさせる(刺激性便秘薬)でした。

効果が高い薬であるが、守らなければならない
使用上の注意点があります。

 

それは、長期連用しないこと!!

 

効果があっても、長期間、連続して、服用してはならない!!

 

市販されている薬の説明書には、次の注意喚起があります。

服用後、便通の改善がみられたら、服用間隔を少しずつのばして、
正常な排便習慣を取り戻しましょう。

 

なのに先ほどご紹介した彼女は、
2年半という期間、毎日薬を服用していました。
それも服用する量も勝手に増やしていたのです。

 

大量の薬で、毎日腸を刺激続けたことにより、
腸管神経が疲弊、反応しづらくなり、
筋肉がゆるみ、便が送り出せなくなったのです。

 

さいごには大量の便が溜まり、腸管が異常な形に。
そして便が出せなくなったのでした。

 

 

便秘の新常識

便秘で悩まない、新常識をお伝えします!!

 

新常識① 週に3回排便があれば便秘ではない。

毎日排便があるものではない。
週3回排便できていれば、毎日でていなくとも便秘ではない。

週3回、金・土・日と3日連続で出るのは??
OK!!

忙しい平日は出ないが、ゆっくりできる週末は出る人もいる。
そんなリズムの人もいるんです。

毎日出ていないからと、悩まなくていいんですよ!!

 

新常識② 刺激性の便秘薬の使用は週に2回まで。

医師もよく処方するという刺激性の便秘薬は、
短期間の頻用で週2回程度の使用をすすめているそうです。

週2回程度であれば、大腸に問題がないと、最近の研究で分かってきてます。

 

新常識③ 腸に優しい便秘薬もある(刺激性の便秘薬

腸内に水分を集めて、便を軟らかくして、排便をしやすくする薬です。

腸を動かすものでないため、腸に負担がないので、
量さえ気をつければ、毎日飲んでも問題ないとされています!

薬局で見れば分かる?
⇒パッケージに書いてあることもあるが、薬剤師に聞けばすぐにわかるそうです。

⇒腸内環境をよくして便通を改善するビフィズス菌はこちら

 

 

まとめ

便秘改善の注意点、やってはいけない対処法は、便秘薬の使い方にありました!!

便秘で苦しい思いをして、薬に頼らざるを得ないこともありますが、
その使用方法が正しくないと、便秘を悪化させてしまう悲劇に陥ります。

いまや4人に1人が便秘です。
そして慢性便秘症のガイドラインまで作られるほど、医学会でも便秘という病気に
重きを置いています。

恥ずかしいからと病院にいかないのは、危険が高まりますので、
早めに受診して、お腹も頭もスッキリさせましょう!

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