顔がほてる…
異常に汗がでる…
のぼせてしまう…
40代になってからこんなカラダの症状が気になります。
いつもブログをみてくださりありがとうございます。
アラフォー女子代表、お一人様のひろみです。
40代アラフォーにもなってくると、ほてりやのぼせ、急な発汗なとが増えてきます。
これは一種の更年期の症状。ホットフラッシュです。
この記事では、ほてり、ホットフラッシュ症状の原因や対策、治療法などをご紹介します。
更年期で悩む女性たちにとって、快適な毎日を過ごす参考にしていただきたいと思います。
ホットフラッシュ症状とは!?
いわゆる「ほてり」のことを、「ホットフラッシュ」と呼び、
更年期障害の症状の中で、最も発生率が高い症状のひとつと言われています。
更年期障害のほてり症状、ホットフラッシュ症状は、
顔や上半身を中心に次のような症状が特徴です。
ほてり・のぼせ・紅潮・異常な発汗・頻拍(ひんぱく)
寝汗・ほてり前の冷え・指のうずきなど
このような症状、特徴を聞いても、更年期の症状は個人差が大きいため
自分の症状が本当にホットフラッシュなのか?分からない…
という女性が多いのも事実。
更年期によるホットフラッシュ症状は
急激・異常・強烈・汗
これがキーワードになっているため、
症状にこのキーワードが絡んでいると
更年期によるものと思っていいでしょう。
具体的には、
急激に熱くなり、じわじわ汗が出る。
上半身、特に首から上がとても熱い。
熱はないのに、熱っぽさがある。
顔が紅潮する。
カラダの中が「カー」と熱を帯びる感じがする。
部位でいうと、
顔・頭・胸・心臓付近・首の後ろ・全身など
ほてりを感じる部分は人それぞれ。
手足だけにほてり症状がある場合は、更年期障害ではなく、
他の病気の可能性が高いそうなので、注意してください。
時間や頻度は、
ほてり症状1回あたり、30秒~10分程度。
平均継続時間では、4分と言われていますが、これも人それぞれ。
ひどい症状の場合は、1回で30分も続くこともあるそうです。
軽い症状の方では、週に2~3回。
重症の方になると、数分ごと、数時間ごとに発症したりも。
更年期障害のひとつ「ほてり」ホットフラッシュ症状は、
閉経前から閉経中に、頻度と症状が重くなるものの、
閉経後は症状が軽くなるという傾向があるそうで、
5年以内に治る確率が高いとされています。
しかしこれも、個人差、人それぞれによるもの。
閉経後10年以上も症状に悩まされてしまう方もいれば、
70歳になって再発した人もいるそうです。
ホットフラッシュ症状の原因は?
実は「ほてり」の原因は未だ、正確には解明されていません。
しかし、女性ホルモンの減少が大きく関わっているとされています。
エストロゲンが減少すると、体温調節をする視床下部が誤認識し、
血流を増加させ、体温を上げ、その結果「ほてり」が発症。
汗を出し冷却しようと、カラダは機能すると考えられています。
また、女性ホルモンが減少すると、分泌量を正常に戻そうとして、
卵巣刺激ホルモンの分泌量が多くなります。
しかし更年期の卵巣機能は低下状態にあるため、卵巣刺激ホルモンが
分泌されるにも関わらず、女性ホルモンはなかなか増えないのです。
女性ホルモンが増えないと、さらに卵巣刺激ホルモンは分泌量を増します。
その結果、卵巣刺激ホルモンの分泌量は10~100倍にもなり、
これが「ほてり」をはじめ、さまざまな更年期障害を発症させているとも言われています。
女性ホルモンの減少は、自律神経にも異常をもたらします。
自律神経が乱れると血管の収縮や拡張をコントロールできなくなってしまい、
「ほてり」ホットフラッシュ症状が出てくるとも言われています。
ホットフラッシュ症状の対策
日常生活の見直しが大切です。
■規則正しい生活
何においても、健康を維持するための大前提。
規則正しい生活を心がけましょう。
3食栄養バランスよい食事、早寝早起き、適度な運動が大事になります。
暴飲暴食、睡眠不足、ストレスが多いと、自律神経や体内時計が乱れ、
更年期障害、ホットフラッシュ症状が発症しやすくなります。
適度な運動、軽めの運動、ウォーキングなどで、汗を出す機能を高めて
ホットフラッシュ症状の予防につなげましょう。
■喫煙・嗜好品
タバコ、喫煙、副流煙はホットフラッシュ症状を高めてしまいます。
喫煙は血圧上昇、高血圧につながります。
ホットフラッシュの症状がある人と、症状がない人とでは、
平均血圧を調べると、5mgHg以上の開きがあるそうです。
喫煙者でホットフラッシュ症状がある人の場合は20mgHg以上高くなります。
喫煙者でホットフラッシュ症状がある人は、高血圧になる確率が高いのです。
また、ホットフラッシュ症状がある人は、タバコの煙を見ただけで、
嗅いだだけでも「ほてり」が出る人もいます。
カフェイン、アルコール、辛い食べ物などの嗜好品も「ほてり」の原因ともいわれます。
過剰摂取は控えましょう。
■肥満
太っている人は体温が高いので、それだけも「ほてり」ホットフラッシュ症状の
発症リスクが高まります。
肥満は生活習慣病など、高リスクの病気の発症の原因とも言われています。
カラダが動く40代から運動などを取り入れて、肥満解消に努めましょう。
⇒ 肥満・BMIが高い・お腹の脂肪が気になる方におすすめ
⇒ 話題の痩せる菌を増やすサプリメントはこちら
■下半身を温めよう
「ほてり」ホットフラッシュ症状なのに、温める!?と疑問かもしれません。
顔や頭に上がってしまった血液で「ほてり」が発症します。
顔や頭に溜まった血液を、カラダ全身に行き渡らせるために、
足湯や半身浴、マッサージなどが効果的です。
お湯の温度はぬるま湯で行いましょう。
ホットフラッシュ症状の治療法
■ホルモン補充療法
更年期障害の症状が軽くなる治療法です。
更年期障害の原因となるエストロゲンやプロゲステロンを補充するので、
「ほてり」だけでなく、さまざまな更年期障害の治療に有益です。
ホルモン補充療法薬のうち、「ディビゲル」や「ル・エストロジェル」などは、
特に、ほてりや発汗を専門とする治療薬です。
医師と相談のうえ治療していきましょう。
■サプリメント
「ほてり」を鎮静させる作用として、
植物性エストロゲン、ブラックコホシュ、亜麻仁などがあげられます。
更年期障害に効果的なサプリメントの摂取も上手に取り入れましょう。
■薬
「ほてり」を緩和する効果がある薬もあります。
しかし副作用や自分に合うあわないなど相性もあるため、
医師にとよく相談して取り入れるべきなのか検討しましょう。
まとめ
40代アラフォーともなると、「ほてり」に悩まされている女性は大勢います。
人それぞれ症状が違う、ホットフラッシュ症状。
原因は更年期障害のひとつであるため、誰もがなる可能性があります。
日常生活の見直しで対策を施し、サプリメントなどを上手に摂取して
症状を緩和、毎日穏やかな生活につなげていただけたらと思います。
コメントを残す