痔のタイプや症状別の応急処置!予防と正しいおしりケアも!

おしりに激痛がぁ・・・

おしりからがぁ・・・

おしりから何かてる・・・

おしりがかゆい・・・

 

 

いつもブログをみてくださりありがとうございます。

アラフォー女子代表、お一人様のひろみです。

 

この記事ではおしりのトラブル、痔についてご紹介します。
痔のタイプ、症状別の応急処置や痔の予防と正しいケアを知っていただき、
なかなか相談しにくい「おしりの悩み」解決に役立てていただきたいと思います。

 

 

痔のタイプ症状別の応急処置

ここでは自分でできる応急処置についてご紹介します。
あくまでも病院に行くまで、一時的に対処するものです。
症状がでたら必ず病院を受診しましょう。

 

突然の痛み、激痛

突然、おしりに痛みを感じたり、激痛が走ったときは、
すぐに安静にしましょう。

カラダの力を抜くことが大切です。

人間は、痛みを生じるとカラダを硬直させてしまいます。
そうなると肛門にも力が入って、ますます痛みが激しくなります。

 

まずは布団などの上で、ひざを軽く曲げた姿勢で横向きに寝ましょう。
全身の力を抜いて、おしりに力を入れないようにするのがコツです。
リラックスできたら、しばらくそのままの姿勢で安静にします。

痛みはこれだけでも、随分和らぐことが多いそうです。

 

 

安静にしたら、次は痛みを和らげてあげましょう。

痔のタイプ別で方法が異なります。
自分の症状にあった方法を選び、対処しましょう。

 

痛みに加え、肛門からいぼの脱出
もしくは肛門外側のはれがある場合、
排便時の切れるような痛みの場合のケア方法は

おしりを温めて血行を促しましょう。

 

カラダに負担の少ない半身浴や、おしりをぬるま湯につける等して
患部を温めるといいでしょう。
なるべくぬるま湯で、ゆっくり浸かるのがポイントです。

お風呂に入れないほどの激しい痛みの場合は、
温めた濡れタオルを患部に当てるか、
下着の上から使い捨てカイロを当てることも方法です。

 

 

突然の出血

出血は、痔の種類や症状の度合いによって異なります。
大病である大腸がん等の可能性も考えられるため、
応急処置をしたら、必ず病院を受診することが大切です。

 

出血の度合いによって考えられる痔のタイプ

突然の出血した場合は、おしりをきれいにして、
下着が汚れないよう、肛門部にトイレットペーパーや
コットン等を当てて、しばらく安静に横になり、
応急処置をはかりましょう。

 

トイレットペーパーに血が付く
⇒裂肛(きれ痔)、内痔核(いぼ痔)の初期。
痛みがある場合は、裂肛が多い。

 

便器にポタポタ血が落ちる
⇒大きくなった内痔核(いぼ痔)の場合に多い。

 

勢いよく出血する
⇒さらにいぼが大きくなった内痔核(いぼ痔)が考えられます。

 

便に黒ずんだ血が混じっている
⇒大腸からの出血などが疑われます。
すぐに病院を受診しましょう!!

黒ずんでいないからといって安心してはいけません。
鮮血でも大腸からの出血の場合があるので注意してください。

 

 

何か出ている

肛門から何か出ている場合、一番に考えられるのは内痔核(いぼ痔)です。
内側に出来ていたいぼが、排便時にいきんだ拍子に脱出します。
通常は痛みを感じません。
手で触れても痛くないときは、出てきているいぼ、脱出物を、肛門の中に
押し戻しましょう。

 

脱出物の戻し方

ポイントは無理に押し戻さない!!

排便後に脱出した場合、肛門をきれいにして、便器に座ったまま、
指で脱出物をゆっくりと肛門の中に押し戻します。
押さえながら立ち上がると、スムーズに押し戻すことができます。

戻りにくい場合は、トイレの温水便座機能やお風呂の温水シャワーを使い、
肛門を温めてから押し戻すと戻りやすくなります。
ただし、温水は長時間使用しないように気をつけてください。

これでも戻らない場合は、無理に押し込もうとせず、病院を受診しましょう。

 

また別の病気としては、直腸が脱出する直腸脱等があります。
決して自分で判断せずに、一度病院を受診をしてください。

 

 

かゆみがある

肛門に便が付着して、炎症を起こし、かゆみを起こすことがあります。
また、温水便座で肛門を洗いすぎで、乾燥しカサカサしたかゆみを起こすことも。
さらには、脱出した痔核が下着でこすれたり、直腸の粘液等で、
おしりがベタついて、かぶれたりすることもあります。

これらを総称して「肛門そう痒症」と呼びます。

 

カサカサしたかゆみ
⇒温水便座による洗浄で、肛門を洗いすぎ。

ジトジトしたかゆみ
⇒軟らかい便が肛門のシワの中に入り込み、不潔な状態に。

 

これらが原因でかゆみを引き落としている場合は、
おしりをていねいに拭きましょう。
その後、かゆみ止め軟膏、デリケート用の軟膏等を塗っておくといいでしょう。
普段の温水便座の使用方法を見直し、洗いすぎには注意してください。

 

 

その他のかゆみ
⇒脱出した痔核が下着でこすれたり、痔核の粘液等で、
おしりがべたついてかぶれたりします。

排便後におしりをていねいに拭きましょう。
なかなか取れない場合は、温水便座の洗浄機能等でおしりを軽く洗い、
肛門周囲の水分は、しっかり拭き取りましょう。

 

 

かゆみの種類によっての応急処置、対処方法が異なります。
対処したら、綿などの通気性の良い素材の下着を着けるようにしましょう。
化繊などの下着だとムレます。
普段のおしりの拭き方を見直すことも重要です。

 

 

 

正しいおしりケア

丁寧に拭き取る

便が残ったままにならないよう、ていねいに拭くようにしましょう。
ただし、ゴシゴシはNG。
紙を押しあてるように、優しく拭くのがポイントです。

本来は排便時におしりを紙で拭くだけで十分ですが、
便の質、年齢等によっては、何回も拭かないと便が取れにくいことも。
そんな場合は、トイレの温水洗浄機能等を使って、温水で洗いましょう。

ここでも洗いすぎはNG。
おしりの皮膚はデリケートなんです。
強い水圧で洗ったり、洗いすぎると、皮膚炎になるので注意しましょう。

 

 

優しい洗い方

①紙で優しく拭き取る
紙でゴシゴシこすると、肛門のシワやくぼみの中に便が入り込みます。
また、皮膚が刺激されるため、かえって痔の症状がひどくなります。
紙を押しあてるようにして、優しく拭き取りましょう。

 

②ぬるま湯で洗う
トイレの温水洗浄機能を使い、優しく洗い流します。
温水便座がない場合は、お風呂のシャワーを利用しましょう。
水流は強くしすぎないように!!

 

③しっかり乾かす
タオルを使って水分を拭き取りましょう。
ゴシゴシこするのはNG。
押しあてるようにして優しく拭き取りましょう。

 

 

 

痔の予防

生活習慣を少し変えるだけで、おしりにかかる負担は軽減されます。
次のポイントで予防をしましょう!

 

お風呂は湯船にゆっくり入りましょう

入浴は、痔の予防法として効果的です。
肛門が清潔に保たれるだけでなく、おしりが温まることで、
肛門のうっ血が改善されます。
毎日の習慣にしたいものです。

シャワーだけではなく湯船にゆっくり入ることがポイントです。
半身浴でもかまいません。ぬるめのお湯にじっくり入りましょう。

 

 

トイレは3~5分

排便は3~5分を目安にしましょう。
出ないときは無理をしないように!

残便感がある場合も、無理に出しきろうとするのはNG。
長時間、強くいきむと肛門に負担がかかります。
うっ血や出血につながり、痔になります。

排便は、便意があるときに、時間は3~5分が目安。

 

 

便秘や下痢に注意

便秘下痢は、痔の大きな原因です!!

便秘によって硬くなった便は、肛門を傷つけてしまいます。
下痢も肛門を刺激したり、細菌感染を起こしやすくしたりします。

食物繊維を摂取して、お酒を控える等、食生活の見直しも大切です。

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朝のリズムを整えましょう

朝は余裕をもって起床しましょう。
そして、朝食をしっかりとることが大事です。

朝食によって起こる反射作用で、最も便意が起こりやすい時間帯になります。
規則正しい食事と排便

習慣を身につけることが必要です。

 

 

無理なダイエットはしない

無理なダイエットはせず、食事はしっかりとりましょう。

食事の量が少ないと便のかさが増えません。
少量の便ではなかなか便意が起こらず、便秘になりやすくなります。
栄養素のバランスがよい食事を心がけ、食物繊維をしっかり摂りましょう。

 

 

同じ姿勢にならない

長時間、座ったまま、立ったままなど、同じ姿勢を続けていると、
肛門がうっ血してしまいがちになります。
休憩を取り入れ、軽い体操をする等、適度に体を動かすことが大事です。

 

 

まとめ

痔になってしまった場合の応急処置をご紹介しました。
あくまでも応急処置。一時しのぎの対処法です。
痔かもしれないと思った場合は、恥ずかしがらず病院を受診することが
治療の近道です。

また予防や毎日のおしりケアを見直すことで、痔の発症リスクが減ります。
正しい知識を持って、正しい習慣を身に着け、おしりの悩みから解放されましょう。

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