アソコがかゆい・・・
アソコが臭いかも・・・
私のデリケートゾーンどうなってるの!?
いつもブログをみてくださりありがとうございます。
アラフォー女子代表、お一人様のひろみです。
他人にはなかなか相談できない、デリケートゾーンのかゆみや臭い。
蒸し暑い夏場だけでなく、冬でも暖房の効いた部屋だったり、
下着の締め付けなどで、かゆみや臭いに悩んでいる女性が多いようです。
この記事では、女性が悩むデリケートゾーンのかゆみや臭いの原因、
予防や対処法などについてご紹介いたします。
ぜひ参考にしていただき、嫌な悩みから解放されてください。
かゆみや臭いの原因
デリケートゾーンのかゆみの原因は、大きく分けて2つと言われています。
それは「かぶれ」と「感染症」。
「かぶれ」の原因はおもに、下着、ショーツやガードル、
ストッキングなどによる締め付けや、蒸れ、生理用ナプキンによります。
「感染症」の原因は、細菌、ウイルス、カビ(真菌)などの
病原体に感染することで起こります。
デリケートゾーンの皮膚は、腕や脚など比べて粘膜に近く、
ショーツや陰毛などで常に覆われているため、
湿度や温度が高くなり、蒸れやすい環境にあります。
また汗や汚れもたまりやすいので、かぶれを起こしやすく、
細菌、ウイルス、カビなどが繁殖しやすいのです。
かぶれは、正式には「接触皮膚炎」と呼ばれます。
外部からの刺激によって、炎症を起こした状態です。
皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3つの層からできていて、
一番外側の表皮が、刺激から体を守るバリアの役割をしていますが、
このバリア機能でも防ぎきれないほどの刺激があると、かぶれが
生じてしまいます。
原因となる刺激は、皮脂や汗、蒸れ、乾燥などのほか、
体質、アレルギー性のものもあります。
女性は生理中のナプキンや、タンポンのヒモなどが
肌と擦れたり、経血による蒸れなど、かぶれの原因が多いのです。
「性感染症(STD)」を含む感染症も、かゆみの原因です。
性感染症とは、性的な接触によって感染する病気です。
粘膜は皮膚と違ってバリア機能が弱く、感染症を起こすウイルスなどが
入り込みやすい部位です。
また高温多湿になりやすいデリケートゾーンは、細菌などの病原体にとって、
エサとなる皮脂や汚れがたまりやすい、繁殖しやすい場所。
そのため、デリケートゾーンが性行為などで感染している人の
粘膜と接触したりすると、感染症にかかりやすいのです。
デリケートゾーンにかゆみが生じる感染症には、次のようなものがあります。
- 性器ヘルペス
- 「単純ヘルペス」というウイルスによる感染症で、一度感染すると
腰部付近の神経の中で生き続け、免疫力が低下したときに再発します。
男女ともに、強い痛みが出たり、水泡、潰瘍(ただれ)ができます。 - 性器クラミジア
- 「クラミジア・トラコマティス」という細菌による感染症です。
日本では最も多い性感染症といわれています。
感染すると、男性では尿道炎や精巣上体炎、
女性では子宮頸管炎などが起こり、不妊の原因にもなります。 - 膣トリコモナス症
- 「膣トリコモナス」という原虫(単細胞の微生物)による感染症です。
男性では無症状であることが多いのですが、女性では悪臭のおりものの増加、
激しいかゆみが生じます。
性行為でなくとも、タオル、シーツなどからもうつることがことがあります。 - 性器カンジダ症
- 「カンジダ」という真菌(カビ)による感染症です。
感染しても必ず発症するわけではなく、免疫力が低下したときなどに発症します。
男性では症状が出ることが少ないのですが、女性はヨーグルト状のような
おりものが増え、やかゆみが起こります。 - いんきんたむし
- 「白癬菌」という真菌(カビ)による感染症です。
10代後半から20代の男性に多く、強いかゆみが起こります。
性行為をしなくても、感染した人の皮膚、剥がれ落ちた角質に触れるだけでも
うつることがあります。ペットの毛に感染する白癬菌もいて、感染したペットに触れると、
触れた部分の皮膚にうつり、かゆみがある湿疹ができることがあります。 - 毛ジラミ症
- 「毛ジラミ」という吸血昆虫が、陰毛に寄生して起こる感染症です。
感染すると、男女ともに強いかゆみが起こります。
性行為をしなくても、タオルやシーツなどからうつることがあります。
デリケートゾーンの臭いの原因はおもに「おりもの」です。
「おりもの」は膣の中を健康に保つために、雑菌やいらないものを
外に排出してくれる働きを持っており、医学的には「帯下(タイゲ)」と呼ばれます。
おりものの状態で、 体の健康状態をチェックもできるほどです。
おりものの量がいつもより増えたり、いつもより臭う時は、
生理的なもの、もしくは病的なものが考えられます。
生理的ことでいうと、排卵時期は、陰部に精子が侵入しやすくなるよう、
普段ドロッとしている頸管粘液が水っぽく変わり、量も多くなります。
人によってさまざまですが、ホルモンバランスが、おりものの量を左右するとも
言われています。
また性行為で膣の中が傷ついたり、雑菌が入ったり、タンポンや精液のような
残留物があるときも、おりものの量が多くなったり、臭いがきつくなります。
おりものの量や臭いの強さは、女性の体質によっても異なります。
病的なことでいうと、膣や外陰部がかゆかったり、いつもと違う質感の
おりものが多量に出たり、色がおかしい、臭いがキツい、そんな状態が
見られた場合は、すぐ病院に行くことをおすすめします。
これらの症状は、体力の低下で病気が発症したり、性病に感染している
可能性が考えられます。恥ずかしいからと放置しても、治りません。
医師による適切な処置を受けて、早く治しましょう。
かゆみや臭いの改善策
かゆみや臭いの原因となるデリケートゾーンの蒸れや肌への刺激は、
ちょっとした心がけで改善できます。
感染症を防ぐには、性行為のときにコンドームを使ったり、
病原菌が繁殖しにくいように、清潔さを保つことが必要です。
予防するには?
清潔に保つ
デリケートゾーンに汗や皮脂、汚れが付着していると、
かぶれ、感染症を起こす病原菌のえさになります。
予防するには、常に清潔にすることが大事です。
- デリケートゾーンの洗い方の注意!!
-
- 皮膚が薄いのでこすりすぎはNG。石鹸をよく泡立て、優しく洗いましょう。
- 肌がよれたり、シワの間や裏側など、汚れのたまりやすい場所は丁寧に洗う。
- 前方から洗って、肛門付近は最後に洗う。
- 女性は膣の中は洗わない。(膣には自浄作用があります)
肌に刺激、負担をかけない
デリケートゾーンが蒸れたり、過剰な刺激をかけないようにしましょう。
- ショーツなど下着は、通気性や吸湿性がいい綿素材にして、こまめに取り変える。
- 締め付け過ぎないようにする。
- 生理のときは、ナプキンなどをこまめに変える。
- コンドームの素材は、アレルギーや刺激が少ないポリウレタン製を選んでもらう。
- デリケートゾーンに優しい低刺激の石鹸、洗浄剤を使いましょう。
感染させない
性感染症を防ぐには、コンドームを正しく使うことが大事です。
口腔性交、肛門性交でも感染するので注意しましょう。
万が一、感染症にかかってしまった場合は、必ずパートナーと一緒に治療を受けましょう。
どちらかが感染したままでは、また性行為で再び感染します。
ストレス疲れをためない
病原体によっては、感染しても潜伏して発症せず、抵抗力が低下したときに
増殖、発症するものもあります。
疲れやストレスをため込んで、抵抗力を低下させないように注意しましょう。
抵抗力が落ちていると、かぶれも起こやすくなります。
公衆浴場、プールなどでも注意
白癬菌、シラミなどは、感染者との直接接触でなくとも、
お風呂の椅子やタオルなどから感染することがあります。
特にシラミは、プールや公衆浴場に入るだけで感染する可能性があります。
多くの人が立ち入る場所に行くときは、シャワーでよく洗い流しましょう。
睡眠はしっかりと
睡眠不足になると、皮膚や粘膜の新陳代謝が悪くなります。
深い眠り(ノンレム睡眠)のときに分泌される「成長ホルモン」は、
細胞の修復や再生を促してくれます。
寝るときは楽な服装で、デリケートゾーンを蒸れや刺激から開放させましょう。
脱毛しよう
陰毛が密集しているデリケートゾーンは、蒸れや雑菌繁殖の環境下にあります。
女性のアンダーヘア脱毛は「ハミ毛」に対応するだけでなく、
かぶれや臭いにも対応してくれます。
男性うけのいい形に整えて、かぶれ、臭いも改善させましょう。
対処するには?
感染症が疑われる場合はすぐに病院に行きましょう。
- かゆみが強い。範囲が広い。
- 水疱や潰瘍がある。
- おりものが変。(量が増える、ヨーグルト状、悪臭を放つなど)
ちょっとでもアレ?と思ったら受診をおすすめします。
原因不明のままの放置はあとあと後悔のもとです。
不妊をはじめその他病気も考えられます。
恥ずかしいだなんて言ってる場合じゃありません!!
症状が軽い場合は、セルフケアで様子をみましょう。
ドラックストアなどで、デリケートゾーン専用の治療薬が販売されています。
使ってみて症状に変化がない、軽くならない場合は病院にいきましょう。
まとめ
人には相談しづらい女性のデリケートゾーンの悩み。
「かゆみ」や「臭い」の原因は、ちょっとした心がけで改善できるものばかりです。
デリケートゾーンの環境を良くしてあげて、かゆみや臭いを撲滅させましょう。
これで悩みから解放されるし、彼パートナーも喜んでくれますね。
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